飛行機ネタ スペインのエアラインだけど名前はエア・ヨーロッパ(3月18日 晴れ時々曇り 13℃)

少し風があったものの、おおむね穏やかで綺麗な青空に満たされた1日だった。

気温もちょうど良いくらいで、散歩にでも行きたくなる陽気だった。

しかしコロナの新規患者は増加を辿り、昨日の県内ではついにこれまで最大の「100人」を超えた。

このうち大半が仙台市で、さらに半数以上が20~30代の若い人。

夕方村井県知事と郡仙台市長が緊急共同会見を行い、県内に独自の「緊急事態宣言」を発表した。

店舗などに対する自粛要請は行わないが、状況によっては行うと含みを持たせたが、基本的には不要不急の外出を控える、感染防止の徹底を強く呼び掛ける事に留まっている。

でも複数の感染者が出ており、増加率は最も高い東京や千葉県と並ぶ勢いである。

どうやら先月解除された飲食店の時短営業要請や、「Go To イート」キャンペーンの再開が人出を増やしたようだ。

県ではキャンペーンチケットの販売を再度中止しているが、11日の震災10周年でもメディアを中心に人の出入りが増えた事も影響しているようだ。

私が感じるのは、やはり学生らしい若い人の姿が街で増えていると感じることだ。

特に今月に入って、主に卒業生だろうか、姿が目立つ。

彼らのせいとは言わないけれど、飲食店を含め数人、時には10人前後で動くグループが多い。

卒業生ならば、4月以降長年一緒に過ごして来た友人がそれぞれの道を歩み始め、会う事が出来なくなる・・と言う思いも強いだろう。

偏見かも知れないが、こうした「集団」は圧倒的に男子だ。

もちろん同世代の女子も多く出歩いてはいるが、飲食店などではせいぜい2~3人であることが多く、大人数は殆ど見かけない。

私もいつもカフェやファミレスに行くが、ここ1週間ぐらいはそうしたグループを見かけないが、それまでは結構多かったように思う。

また会話中マスクを忘れるのも男子グループで、人数が増えるとどうも緊張感がない。

2~3人だとそうでもないようだが、5人以上ともなると駄目。

このご時世に、なぜ「群れる」のかな・・?と思うのだが、それは酷というものか。

でも時には大声で盛り上がる場合もあろうし、店側は入店を断る事は出来なくとも、分散して着席させるとか、会話はマスク・・を言っても良いと思う。

SNSでは行政を批判する意見が多く見られるが、私は違和感を覚える。

確かに「緊急事態宣言」を含む規制も一定の有効性はあるだろうが、果たしてお店が拡大の「元凶」と言い切れるだろうか?

感染させているのは人が集まる「場所」ではなく、「集まる人」である。

初期に流行した「自粛警察」的なことは許されないが、今一度市民自身が会食を控える、会話時はマスクと言った自制を促す事が一番大切だと思う。

二言目には行政のせいにするのは無責任としか言いようがない。

事実あらゆる業種がコロナ禍で経済的に苦境に立たされており、ただ「引きこもり」したらそれこそ感染拡大以上に大きな影響が出て回復も出来なくなる。

まずは普通どおりの生活の中で、「Withコロナ」を改めて認識し行動することが重要だと思う。



3月18日は、不肖私めの「誕生日」であります。

ウン十ウン歳としておきましょうか(笑)、一応誕生日を意識はしたけれど、だからと言って何がある訳でもなく。

知り合いや友人もいなくなったし、今や私の誕生日を覚えているのは君くらいだろう。

もう祝ってもらう歳ではないけれど、唯一「おめでとう」と言ってくれた母もいない。

孤独は慣れているから平気だけど、誕生日を知っている人がいないと言う事は、存在を否定されている様な、ふとそんな気がした。

そう思うとちょっと侘びしくなったので、夜買い物のついでにお茶しようと寄った某ファミレスで、「祝杯」を挙げてみた。

最もグラス1杯100円のワインだけれど(どこかすぐわかる・笑)。

今後誕生日を言ってくれる人は現れないだろうし、自分自身忘れて行くのかも。

でも母には感謝。

さっぱり親孝行出来ないうちに逝ってしまってけれど、私と言う人間に後悔は全くない。

いろいろあって辛いことばかりだけれど、人生不幸とも思っていない。

歳は取りたくないけれど、また1年生きた証拠。

来年誕生日を迎えられるかどうかはわからないが、少なくとも今年は迎えられた。

母ちゃん、ありがとう。



元気ですか?

今日は良い一日でしたか?

体調はどうですか?

風邪など引いてませんか?

少しずつですが、春を感じ目で見えることも増えて来ました。

一方人間自身は、相変わらずコロナに翻弄され続けています。

再びの緊急事態宣言ですが、どうか動揺だけはしないようにして下さい。

君の置かれている状況は分かりませんが、いつもと変わらずの生活を続けて下さい。

空気が乾燥しているので、火の元・体調には気をつけて下さい。

明日もどうかお元気で。

君に笑顔がありますように。

お休みなさい。




春の日の うらがなしきに おくれゐて 君に恋ひつつ 現しけめやも(万葉集巻十五 3752 娘子)







飛行機ネタ。

前回ドイツ人の旅行好きについて書いたが、その行き先で最も人気があるのはスペインだそうである。

また比較的寒い気候の北欧やイギリス、アイルランドの人もスペインを旅行先にする人が多いと言う。

スペインはフランス・イタリアと並んで、世界的にも観光国として名高い。

地中海性気候で冬でも温暖、多くの世界遺産を持つ歴史、そしてグルメと確かに観光地としての魅力が備わっている。

日本ではその利便性からフランスとイタリアが人気の旅行先と言うが、近年しばらく運休していたスペインのフラッグキャリア、イベリア航空が日本線を再開し、再び注目を浴びている(コロナ禍を除く)。

北ヨーロッパの人に人気なのは、やはり陽光に満ちたビーチリゾートだと言う。

日本人がハワイやグアムに行きたがるのと同じことのようだが、ヨーロッパ人は休暇が長いのでアクティビティよりもリゾートホテルや個人経営のペンションなどで長期に滞在し、のんびりと過ごす事が主流で、天候の安定した地中海方面がうってうつけと言う事なのだろう。

その中で最も人気があるのが同じスペインでも、地中海に浮かぶ「バレアレス諸島」である。

スペイン第二の都市バルセロナから南東約200キロの地中海に浮かぶバレアレス諸島は、主島となるマヨルカ島や世界遺産に指定されているイビサ島など大小数十個の島から成り、バレアレス諸島自治州としての行政単位を形成している。

中心となるのがマヨルカ島で、面積は約3,640平方キロ。奈良県とほぼ同じ面積。

1-1-20A PALMA DE MALLORCA-.jpg ←マヨルカ島の中心都市、パルマ・デ・マヨルカ(ウィキペディア英語版より)

首都はパルマであるが、正式には「パルマ・デ・マヨルカ」と言い、人口は約40万人。

諸島全体の8割がマヨルカ島に居住しており、人口密度は島としてはヨーロッパで最も高い。

島の南北には山脈が走り、その間に平野部があって、海沿いには山に挟まれた美しい入り江が存在する。

故に「小さな大陸」と言われるほど、その地勢は変化に富んで風光明媚である。

気候は典型的な地中海性気候で、農業の他革製品などの特産品も多い。

島ではあるが交通機関も良く発達しており、島内に「マヨルカ鉄道」と言う鉄道路線がある他、パルマ市内にはメトロも運行されている。

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1-1-20A-MP_Train.JPG ←(2枚)マヨルカ鉄道とパルマ・デ・マヨルカのメトロ(ウィキペディア英語版より)

ヨーロッパ随一の観光地で、大手ツアー会社が主催する巨大クルーズ船が寄港する他、空港も整備されている。

パルマ国際空港は市内から至近距離にあり、諸島内路線やスペイン本土方面の他、ヨーロッパ域内だけでなく北米などからの直行便が発着する。

特徴的なのは季節運航便及びチャーター便が非常に多いことで、それらを捌く為に滑走路を3本持つ。

スペインでは首都マドリードのバラハス国際空港、バルセロナ国際空港に次いで利用客の多い空港である。

先のドイツやイギリスでも、一番渡航者数が多いのはこのマヨルカ島で,ここを拠点とするエアラインが「エア・ヨーロッパ」である。

1-1-20A AIREUROPA B787-9.jpg ←エア・ヨーロッパの最新鋭機材B787-9(ウィキペディア英語版より)

同社は86年、イギリスを本拠とするILGエア・ヨーロッパグループとスペインの銀行などが共同出資して設立された。

ILGのエア・ヨーロッパは、イギリスから地中海やカリブ海へチャーター便を運航するエアラインを経営し、イタリアにも「エア・ヨーロッパ・イタリー」と言う現地法人を持っていた。

少々混乱する話なのだが、それを区別するためイギリスの「本家」をILG、エア・ヨーロッパ・イタリーを「イタリー」、そしてここでの中心となるスペインを「エア・ヨーロッパ」としておく。

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1-1-20A_Air_Europe_Italy B767-352ER.jpg ←(2枚)エア・ヨーロッパ・イタリーのB767-300ER(ウィキペディア英語版より)

エア・ヨーロッパ自体は、ILGやイタリーとは出資社が共通と言うだけで完全に独立したエアラインである。

だが創業時の機体の塗装は3社共通を用い、社名ロゴにそれぞれの国旗が示されていた。

最もILGとイタリーの表記は「Air Eupope」と英語であるのに対し、エア・ヨーロッパは「Air Eupopa」とスペイン語表記になっている。

ただし2社とは全く関係ない・・と紹介されることが多いが、資本関係と言う点では同族企業であった。

1-1-20A-Palma_de_Mallorca_Airport_Terminal_C.JPG ←パルマ国際空港(ウィキペディア英語版より)

しかし91年にILGが倒産したため、イギリス本家は運航を停止し、イタリーとエア・ヨーロッパが残った(イタリーも廃業した)。

設立当初からスペインのエアラインであり、本拠をパルマに置いていた。

現在本社は首都マドリードに移したが、パルマも主要空港として運航を行っている。

ILGの消滅後、同社の経営はスペインの投資会社に遷ると同時に、機材もそのまま残留した。

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1-1-20A Air_EuropeUK_B757.jpg ←(2枚)イギリスのエア・ヨーロッパが主力として運用したB757-200(ウィキペディア英語版より)

それまでは外資系のチャーター専門エアラインで登録されていたが、91年以降スペインのエアラインとして定期便の運航も許可されることになり、B737やB757出国内線定期便の運航を開始した。

だが営業の中心はもっぱらチャーター便で、ライバルが多い中で善戦している。

地元の利を活かして、マヨルカ島だけでなくスペイン本土やカナリア諸島などの観光地も旅行会社と提携してツアー運航を積極的に行った。

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1-1-20A AIREUROPA-B757-236.jpg ←(2枚)親会社ILG倒産後、そのままエア・ヨーロッパに継承されたB737-300とB757-200。塗装は共通だが「Air Europa」と綴りが違う事に注意(ウィキペディア英語版より)

更に北米からのチャーター運航を機に利用者が増え、90年代後半には中古機ながら同社初のワイドボディ機としてB767を導入した。

意外なことだが、同社はスペインで初めて定期運航を許可された民間エアラインで、80年代までは国営のイベリア航空とその系列エアラインだけが運航を許されていた。

だが冷戦終結と、EUの結成で各国の経済が自由になったと同時に競争も過酷になったため自由化が進められたのである。

自由化されたことで同社は従来のチャーター便だけでなく、定期路線を国内からヨーロッパ域内、そして大西洋路線へと拡大させた。

00年代になると機材の更新を開始し、短中距離用にB737-800、長距離及び髙需要専用にA330を中古ながら導入して効率化を図った。

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1-1-20A_Air_Europa_B737-800 EC-LPQ.jpg ←(2枚)導入を機にオリジナル塗装に変更されたB737-800(ウィキペディア英語版より)

航空同盟「スカイチーム」には当初「アソシエートメンバー」として参加していたが、07年に正式メンバーになって、各社とのコードシェア運航やマイレージプログラムの共通化が実施されるようになった。

16年には新たに「エア・ヨーロッパ・エクスプレス」を設立し、国内線の一部の運航を担当し、本体は国際線運航が主体となっている。

同社はLCCではなく、フルサービスキャリアの形態を持つ。

ヨーロッパには80年代以降多くのチャーター専門エアラインが存在したが、世界経済情勢の変化やLCCの台頭で殆どが姿を消す中、メジャーキャリアに「昇格」して残存する珍しいエアラインである。

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1-1-20A AIREUROPA-B767-3Q8(ER).jpg ←(2枚)定期便運航の増加に合わせて初めてのワイドボディ機として導入されたB767-300ER(ウィキペディア英語版より)

現在はバルセロナに本拠を多く大手エアライン「ブエリング」に顧客を奪われているが、それでもイベリア航空を含めてスペインで第三位の規模を持つエアラインになっている。

サービス形態は「準LCC」の様な基準で、域内路線の殆どでサービスは有料である。

また機内持ち込みや預託荷物の規定はLCC並みであるが、予約や発券はメジャーと同じシステムを持つ。

機材は「エア・ヨーロッパ・エクスプレス」を含めて45機保有し、内外合わせて40都市以上に就航している。

「以上」と言のは季節運航が非常に多く、その運航期間が一定しないためだ。

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1-1-20A AIREUROPA_A330-343_EC-MHL.jpg ←(4枚)B767-300ERの後継機として中古で導入されたA330-200(上2枚)とA330-300。コロナ禍とB787の導入で、21年初頭に退役した(ウィキペディア英語版より)

だが地元ではイベリア航空と並ぶメジャーキャリアとしての認識が強く、リピーターも多い。

最もサービス基準は日本のレベルで考えるとLCCに限りなく近いようで、荷物のトラブルは頻発すると言う意見が多い様だ。

現在大西洋路線には最新鋭のB787-8/9がリースで導入され、A330と交替した。

長距離線は一部メニューを除いて無料となっているが、上記のように域内路線では有料が基本だ。

キャビンはビジネスクラスを含む2クラスだが、B737と「エクスプレス」で使われるE195は域内標準スタイルの「簡易ビジネスクラス」。

本拠地であるマヨルカ島の他、大西洋岸のリゾート地・カナリア諸島もハブにしていて、シーズンには大幅に増便される。

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1-1-20A AIREUROPA_B737-85PW_Skyteam.jpg ←(4枚)現在の主力B737-800は16年頃から現行塗装に変更が開始されたが、旧塗装機も残存する。下は「スカイチーム」の特別塗装機(ウィキペディア英語版より)

定期便も多く運航することから、ドイツやイギリスからの利用客も比較的多いのが同社の特徴でもある。

また南米ブラジルでは、初めて「外国エアライン」として国内営業の許可を取ったエアラインでもあり、10年代初頭には現地法人を設立する動きがあったが、現在まで実現していない。

ヨーロッパでは企業以上にエアラインの「ボーダーレス化」が加速していて、アイルランドのLCC「ライアン・エア」やハンガリーの「WIZZ」が各国に拠点を設けており、スペインも先の「ブエリング」と共にLCCが台頭している。

1-1-20A AIREUROPA -B787-8_EC-MIG.jpg ←「9」と共に長距離線を担当するB787-8(ウィキペディア英語版より)

エア・ヨーロッパは定時運航率などでは高い評価を得ているが、サービスでは長距離線以外はLCCと同レベルと言う事もあり、近年苦戦していると言われている。

19年にブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空を保有する「IAGグループ」が、エア・ヨーロッパの買収を発表。

同社との交渉に入った。

今後数年かけて株式を取得することになっているが、IAGグループになると「スカイチーム」は脱退して「ワンワールド」に加盟する事になる。

しかしライバル関係であるイベリア航空と同列になることから、同社と統合と言う形になる可能性も出て来ると思われる。

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1-1-20A AIREUROPA E195-EC-KXD.jpg ←(2枚)国内線・近距離国際線に投入されるE195は、16年以降「エア・ヨーロッパ・エクスプレス」に移籍している(ウィキペディア英語版より)

「エア・ヨーロッパ」と言う名称は、実はありそうでなかったものだ。

ヨーロッパと言う言葉自体は商標権を持たないから、いくらでも使えるはずだが広義過ぎたのかあまり見られなかった。

「ヨーロピアン」だと幾つか散見できるが、ずばり「ヨーロッパ」の名称を持つのは現時点では同社だけである。

そう見るとなかなかダイナミックな名前だが、元々は域内全域を対象としたリゾート専門チャーターエアラインだったからだ。

今もその本質は変わっていないが、あくまでスペインのエアラインであり、各国に現地法人を持つ大手LCCの方がイメージとして「エア・ヨーロッパ」風なのは皮肉とも言える。

日本人には分かりづらいが綴りが「e」ではなく「a」なのは、スペイン語だけでありそれが「スペインのエアライン」を表すと言う地元のこだわりがあるそうだ。

スペインはかつて「世界帝国」と呼ばれた時代があったが、イギリスにお株を奪われてしまった。

同社ブランドも、もとはイギリスが発祥だから、その元締めが消えたことで「ヨーロッパ」ブランドをスペインが奪取した・・と言う事なのだろうか。




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